村瀬の井戸端会議!blog

上智を卒業した新社会人22歳の雑記ブログです。閲覧ありがとうございます!ブログを通じた出会いを大切にしていきます。

18きっぷの本州横断旅!!⑨ ~出雲大社編~

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どうも!筆者の村瀬です。

今回は9日目、松江→出雲大社→萩編です!

先に申し上げるとこの日はここまでの旅路で最も過酷でした。。

この日も青春18きっぷを使用し、かかった運賃は一畑バスの1060円、所要時間は約10時間。。

 

松江(JR山陰本線) → 出雲市(一畑バス) → 出雲大社連絡所(一畑バス) → 出雲市(山陰本線) → 江南(代行バス) → 田儀(山陰本線) → 益田(JR山陰本線) → 東萩

 

御覧の通り途中代行バスを利用するなどイレギュラーが発生しホテルにたどり着かなくなる可能性が。このことは後述します^^;

 

 

出雲大社

松江駅から出雲大社へはJRとバスを乗り継ぎ約2時間ほどで到着します。

割と大きめな駅でバスへの乗り継ぎも表示があるのでわかりやすいです。

 

私は終点の出雲大社連絡所というところで降りましたが、その手前の正門前で降りても出雲大社へ行けます。正門前で降りた場合はこの記事の一番上の写真の門に近いです。

連絡所で降りると境内に近いです。

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連絡所から歩くと最初に楽殿があります。正面には大注連縄がありよく目立ちます。出雲大社と聞いたら最初に思い浮かぶ建物かもしれません。

後で調べてみるとこのしめ縄は長さ13メートル、重さ5.2トンを誇るそう。

 

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この日は天気が良くなかったのもあって霧がかかっていて何だか荘厳。

楽殿からさらに進むと拝殿ご本殿があります。

筆者はまず拝殿でお参りをしました。旅を無事に終えられることを祈りました。

普段から信心深いタイプではないですが、こういう場所で気持ちを静めて願いを念じることには意味を感じています。

 

参拝して少し驚いたのは参拝方法がほかの神社とは違ったことです。

多くの神社では「2礼2拍手1礼」が一般的かと思います。しかし出雲大社では「2礼4拍手1礼」なんだそう。

どうして出雲大社は異なるのか気になって調べてみると、四季を表しているという説、東西南北を示しているという説があるとのこと。

この理由ならほかの神社も4拍手でよさそうなものだけどな、、なんて考えましたがきっと神道ならではの深い理由があるんでしょう。興味深いなと思いました。

 

拝殿の奥にご本殿があるのですが、門の先は進めず周りも囲われているのであまり近くでは見られなかった印象。でも雰囲気は味わえました。

 

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銅の鳥居から外に出ると、松並木があります。

銅の鳥居から神門通りの先の大鳥居まで一直線の道になっており、この途中にさらに2つの鳥居があります。これらの鳥居はすべて異なる素材で作られているそうです。

 

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↑松並木を進んでいくとこのような水辺と緑が広がったところも。

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↑桟橋。松林といい桟橋といい天橋立のデジャブや。

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割子そば

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お昼は神門通り沿いにある「出雲えにし」さんで割子そばをいただきました!

この割子そばは出雲地方に広がる食べ方で、そばの入った皿が重なって出てくるのが特徴です。

 

注文するまで割子そばの存在を知りませんでしたが、食べ方が面白い!

まず、1番上のさらにつゆと薬味をかけて普通に食べます。

食べ終わったら1枚目に残ったつゆを2枚目の皿に注ぎ込みます。それと同じことを3枚目以降も行って食べるのが出雲流なんだそうです!

 

私はつゆを入れる器がないのに戸惑ってまごまごしてしまいましたが、皆さんはあらかじめ食べ方を知ったうえで楽しんでください(笑)

 

つゆが薄くなってきたら継ぎ足し、最後は蕎麦湯に混ぜていただきました。日本海側を旅してきてそばは何回か食べてきた私でしたが、面白い食べ方に出会えました。

そばじたいも美味しくて気に入りました。

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山陰本線の悲劇

この日楽しかったのはここまでといっても過言ではないでしょう。

元々の計画では昼過ぎに出雲市を出て7時ごろには東萩のホテルに到着しているはずでした。

 

ところが出雲市に戻ると乗るはずの電車がない。

以前起きた大雨の影響で途中駅(江南~田儀間)を電車が運航できず、代行バスを利用するしかないとのこと。事前にその情報を知れていればまだよかったのですが、電車運行アプリには反映がなかったので油断してました。

 

元の計画でさえ東萩までは5時間程度かかり、この状況では今日中に到着できるかわからない。

乗り継ぎに失敗したらおしまいという後のない状況でしたが、とりあえず代行バスへ乗り込む。江南駅から田儀駅をバスで移動し、そこからは各駅停車の山陰本線

こんなことでもないと降りないであろう田儀駅はロッジのような見た目で想像以上に雰囲気良くて驚きました。

 

さいわいそこからの運航に遅れはなく乗り継ぎ列車にも難なく乗ることができ、おそらく東萩への最終であろう列車でゴール。

途中駅の改札の営業時間が終わってしまったようで誰に何も聞くことができない中、何とか東萩に到着することができました。

 

駅について、まだ開いているセブンイレブンに行ったとき、ちょっとした奇跡が。(笑)

松江から出雲大社、そして東萩まで全く同じ経路で来たバックパッカーに出会いました。

何となく「ずっと同じだな~」とは思っていたのですが、相手も同じように思っていたらしくセブンイレブンの出口で話し込みました。

相手も東京の大学生で同い年、まさかこんなところで出会うとは。。って感じでした。

旅の醍醐味を感じました。

 

さいごに

山陰地方では乗り継ぎにかなり苦労させられましたが、何とか目的地に到着させられたのは自信になりそうです。次回行くことがあったら山陰での移動はもう少し小刻みにしたいと思います。皆さんも気を付けてください。

 

8日目前編 → 18きっぷの本州横断旅!!⑧前編 ~鳥取県北栄町「コナン町」編~

8日目後編 → 18きっぷの本州横断旅!!⑧後編 ~島根原発編~

9日目 → 18きっぷの本州横断旅!!⑩ ~萩・下関編~

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