村瀬の井戸端会議!blog

上智大学在学中22歳の雑記ブログです。閲覧ありがとうございます!

【本棚シリーズ】若返り⁉病気予防⁉知らなきゃ損する腸内フローラの話

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こんにちは、筆者の村瀬です。

 

先日インターン先の社員さんが本を貸してくれました。

タイトルは「腸内フローラ10の真実」で、NHKスペシャル取材班によって書かれたものです。

事業内容にかかわる内容ということで貸してくれたのですが、これがなかなか興味深かった!

社員さんは感想文を提出させられたそうですが私はここに感想をつらつら書いていこうと思います。

 

内容については面白いと感じたところを抜粋して記していくので興味ある方はぜひ買って読んでみてください!

 

食物繊維は腸内細菌たちのエサ!!

私はこれまで腸内細菌というのはヤクルトやヨーグルトで摂取するもので、せいぜい消化をよくするとか悪い菌は食中毒を起こすくらいの認識しかありませんでした。

でもこの本を読んで腸の中の細菌が心と体の至る所に影響を与えている可能性について知りました。

 

その腸内細菌はどうやって育てるの?というとそれが食物繊維なんだそうです。

 

消化されずに腸まで届く食物繊維は腸に住む細菌たちのエサになるんだそう。私は食物繊維というのは腸のウンチをつなぎとめることでお通じをよくしてくれるものだとばかり思っていましたがそうではなく、腸の中の細菌を育てることに意味があるということです。

 

では腸内細菌が育つとどんないいことがあるのかというと、本書ではまず肥満解消が挙げられています。

 

腸内細菌はエサを食べると「短鎖脂肪酸」という動物で言うウンチのようなものを出すんですが、それが出ると体内のセンサーが反応し代謝が活性化され、結果的に肥満を防止してくれるそうです。

つまり

細菌が食物繊維食べるウンチ出すウンチが体内で感知される脂肪燃やす

という流れを作るために食物繊維を食事に取り入れることが大事なのです。

 

大豆製品食べて若返り!!

私も持っている化粧水のイソフラボンが大豆に由来した成分で、肌の若返りに作用することも本を読んでいて知りました。

具体的には腸内細菌が作る「エクオール」という物質が肌のシワを改善する効果に有用だという研究があるそう。

確かに今見たら「植物性コラーゲン:ダイズタンパク」と製品表示がありました。

肌に塗ることでどれくらいの効果があるのかはわかりませんが、少なくともエクオールを含むサプリメントを摂取するとシワの改善効果が観測されているようです。

なので普段の食事で大豆が足りていないと思う人は意識して取るようにするといいと本書には書かれています。

腸内細菌は簡単に居付くものではないそうですが、食生活を改善することで肌の悩みが解消されるのだとしたら嬉しいですよね~。

 

でもこんな風に食事で何を取るかがどの腸内細菌を取り込むかに関係していて、ある程度自分の健康状態をコントロールできるというのは興味深いなと思いました。

日本人には海藻を消化する腸内細菌が住み着いているらしいのですが、各地域・各国の食文化の違いも腸内細菌と関連性があったりするのでしょうか。

東南アジアの人が辛い料理を好んで食べるのも、これまでは「暑さで舌もマヒしてんじゃないか!?」とか失礼なことを思っていたりもしたけど、もしかしたら腸内細菌に違いがあるのかも?と考えたられたりもして視点が増えて面白いです。

 

腸内細菌が出す成分がからだ本体の健康に影響を与えているというのは非常に伸びしろを感じます。軽い病気を腸内細菌をコントロールして治癒するぐらいのことは十分期待出来そうです!

 

性格に影響を与える?

マウスを使った研究で興味深いものがありました。

腸内細菌を持ったマウスより無菌状態のマウスの方がストレスを感じやすいというものです。また、活発なマウスと臆病なマウスの腸内フローラを入れ替えると臆病さの度合いがそれぞれ変化したそうです。

 

※ちなみに腸内フローラというのは様々な種類の腸内細菌による腸の中の生態系のことです。(フローラ=花畑)

 

この現象というのは、腸内細菌が作る神経伝達物質が脳に作用した結果として行動や性格に影響を及ぼすということのようです。

腸内細菌が身体に影響を与えるというのはヤクルトやヨーグルトの例で何となくわかるけれど、性格にもというのは驚きでした。

 

小学校の時鼻くそをほじっては食べる友達がいて彼はずいぶん偏屈な人だったけど、今思えば鼻くそに含まれる細菌が腸に届いて性格に変化を及ぼしていたのかもしれない。…でもだとすると鼻くそに含まれる細菌は偏屈さを増幅させる効果があることになるな・・・(笑)

研究者の方調べてみてください。

 

共存する細菌たち

腸の中にいろんな種類の細菌がいてそれぞれがそれぞれに体に作用しているんだとしたらこれはもっと詳しく知りたくなってきます。

日々の食生活の結果細菌が腸に居つき、それらが私たちの体に影響を与えているならまさに私たちと腸内細菌たちは共存関係と言えます。

 

とはいえ悪玉菌というように好ましからざる効果を持つ細菌がいるのも確かです。

ですが本書の中では細菌を善玉・悪玉と分けるのではなく多様な細菌の住む「豊かな」腸内フローラを目指すべきと強調されています。

 

確かに我々の生態系も多様な生物が共存するからこそ安定するものですしね。

 

こうしてみるとわれわれ人間も地球という母体の腸内細菌のように思えてきます。

我々は地球にとって善玉細菌か、はたまた・・・?