成人を迎える方々へ
どうも!筆者の村瀬です。
明日は成人の日、ということで
今回は成人して2年経った人間として思うこと・伝えたいことを書いていこうと思います。
まず真っ先にこのコロナ禍、皆さん世代はよく頑張っています。
頑張ってきた高校時代のコロナ生活、部活の大会も修学旅行も卒業旅行もなくなった人が多いと思います。
大学に進めた人も入学式ができず人脈も広げにくいオンライン授業。
外に出れば若者叩き、アルバイトも減らされる・・・
地域によっては今年の成人式も延期になったり中止になったりするところもあるとか。
本来青春を謳歌していたはずのこの時期にこんな憂き目にあって、
不満を言うなという方がおかしいです。
こうしたことを嘆いたSNSの投稿などに
「お前たちだけじゃないんだから文句言うな」
という反応をしている人々を見かけることがありますが、
そんな人たちの言うことは聞き入れる必要はありません。
気が済むまで文句言ってください。
(私は若者に対してこういうことを言う人を心底軽蔑しています。自分は楽しんできた・権利があったにも関わらず後輩たちは我慢しろ。そんなのおかしいです)
さて、ひとしきり不満を言い尽くしたらでいいので今度は
自分の人生はどうやったら豊かになるんだろう
ってことに目を向けてください。
自己流にいうと「令和版の建前」を身に付けてください。
例えばいつもあなたがサッカーをする公園に「球技禁止」の看板が突然建てられたとします。
果たしてあなたは本当にサッカーをやめるべきでしょうか。
答えはいろいろあります。
サッカーはだめになったのでボールを使わない遊びを考えて遊ぶ。
近くの球技禁止ではない公園に移動する。
公園の管理人がいない時を見計らって遊ぶ。
サッカーボールの形を立方体にして球ではないと言い張る。などなど。
ここで選んでほしくないのが「球技禁止になったからもう何もできない。終わりだ…」と遊ぶことを放棄してしまうことです。
令和の時代はとにかく若者への規制規制です。
それは若者の投票率が低く高齢者側に立った政策が行われているからです。
それは置いておいて、
とにかく周りの大人から言われたとおりに全部を禁止していったら、
私たちはどんどん権利を失ってしまいます。
それはこのコロナ禍でもよく分かったと思います。
甲子園・修学旅行・運動会・・・
若い世代のイベントから消えていったでしょう。
ここで「令和版の建前」が必要になってきます。
それは先人たちへの感謝の姿勢は見せつつも、
いかに自分がやりたいこと・自分の人生を豊かにすることをやれるかということです。
皆さんの親世代の人たちは大人の言うことを聞きなさいというかもしれませんが
彼らの価値観は時代が違います。
親世代が若いころは日本経済も発展途上で、上の世代についていけば確実に幸せな場所へ行けるという期待感がありました。
そのため「24時間働けますか」というような働き方も可能だったし、
年功序列のシステムも実際機能していたのです。
しかし今は違います。残念ながら我々が生まれてからの20年間は
「失われた」との接頭語すらつく暗い時代でした。
正直自分の人生を預け捧げるほどの甲斐性は今の日本社会にはないと思っています。
なので大人たちや社会が何を求めてきているかということよりも、
自分が何を楽しいと感じるのか。またそれはどうやったらやれるのか。
を考えるという方向に頭を向けてほしいと思っています。
これからの日本は前途多難です。
増大する社会保障費やコロナへの対策費のせいで税金は今よりも増えるだろうし、
頑張って稼いでも税負担は高所得層に偏っていくでしょう。
国産の資源が乏しいせいで景気が悪くなっても物価は上がっていくでしょう。
解決を後回しにしてきた原発のせいで、その処理費は私たちの電気代に反映されるでしょう。
変化の激しい時代に、大企業に入社すれば一生安泰とも言えなくなってきました。
しかし!こうしてみると、私たちが思っているよりも
失うものはないのかもしれません。
物事をポジティブに考えるのは大切で、失うものが少ないならば私たちの自由は大きいのです。
このコロナ禍だって、周りの人が規制してきたとしても「自分の人生にとって価値がある!」とあなたが思うことならやるべきだと私は思います。
なぜならもしそれをしない判断をあなたがしたとしても、
それを止めてきた人たちが責任を取ってくれるわけではないからです。
残りの人生をその体で生きていくのはほかでもないあなた自身です。
そのことをどうか忘れずやりたいことをやって
いろんな視点から物事を考えていける人間になってほしいなと思います。
私も同じ世代の若者なので他人ごとではなく頑張ります(笑)
そんなところで!私が言いたいことは以上です。
いろいろ書いてきてしまいましたが、上の世代へのリスペクトは忘れてはだめです。
それは残しつつも言いなりにならないように気を付けるということです。
ぜひやってみてください。良い20歳を。
最後までお読みいただきありがとうございました。☆や読者になるをぜひお願いいたします<(_ _)>