村瀬の井戸端会議!blog

上智を卒業した新社会人22歳の雑記ブログです。閲覧ありがとうございます!ブログを通じた出会いを大切にしていきます。

ぶらりまちあるき~両国・浅草~

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どうも!生涯独身予備軍の村瀬です。

 

先日アルバイトが午前中で終わったので両国まで足を伸ばして散歩をしてきました!

なんだか最近コロナも流行ってきて大人数では遊びにくい雰囲気ですよね。

散歩の時代、来てます。

 

今回は両国でちゃんこ鍋を食べてからトータル2時間半くらい歩きました(笑)

散歩コースの参考にぜひしてください^^

 

両国駅・お相撲さんと手形比べ

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総武線両国駅で下車。

改札を出る手前に白鵬関の大きな写真が!壁にかかっていて大迫力。

 

その下に関取の手形が並んでいました。

近くにいたカップルが楽しそうに手の大きさを比べていましたので

私も貴乃花関の手形に重ねてみました。。

 

ちょい勝ちしてました(笑)

私も遅咲きの横綱目指せるかも・・・?

 

両国のちゃんこ鍋・安美

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ちゃんこ鍋を食べたくて、駅を出てすぐの通りにある「安美 両国総本店」さんへ。

両国に着いたのが2時前と少し遅めでしたが開いていました。

 

店先に安美錦関の写真が!よくテレビで見てたな~

あ、そうなんです。私は相撲少年だったんです。

よく祖父の家で見ていました。

 

席は掘りごたつでお客さんもその時は少なめだったので居心地は良かったです。

 

ランチセットもありましたが、がっつり鍋を食べてみたかったので「伊勢ケ浜部屋ちゃんこ」とご飯を注文。

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眼福。

煮立った鍋にまずはつみれと鶏肉を入れ、その上に野菜をかぶせてもう一度煮立たせたら完成です。

ちなみに牛肉や豚肉ではなく鶏肉が使われているのは、

相撲をする上で四つ足の動物は縁起が悪いため二本足の鶏が好まれるからだそう。

 

人生で初めてちゃんこ鍋を食べたのですが最高でした。

ダシも効いているし野菜も山盛りで大満足でした。これを書いている今でも味を思い出して食べたくなります。

f:id:muraseidobata:20220205155538j:plainぐつぐつ

f:id:muraseidobata:20220205155507j:plain完食

両国にはいくつもちゃんこ鍋屋さんがありますので、近くに行った際はぜひ!

単品の大鍋を頼みましたが大学生男子1人なら十分食べきれる量でした。

 

おりがみミュージアム

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食べ終わったら浅草方面にお散歩。

15分ほど北上したところにあったのが日本折紙協会が運営する「おりがみミュージアム」。

 

日本折紙協会とは折り紙の普及活動を行っている団体だそうで、雑誌を出版したり折り紙教室を行ったりしているようです。

 

おりがみミュージアムではその教室で生徒さんが制作した作品がいくつも飾られていました。

折り紙の作品って他にはないほっこりした雰囲気がありますよね。

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これは超小さな折り鶴を集めて作られた盆栽です。一枝一枝が小さな折り鶴になっています。

 

折り紙というのは没頭しやすく、病気で入院しているような方が時間を前向きに過ごすことにも一役買っていると協会の方がおっしゃっていました。

お見舞いといえば千羽鶴、というのは定番ですが、「何かしてあげたいが何もできない…」人々がおのずとたどり着いたのが千羽鶴というもので、

気持ちを形にしたいと人々を没頭させるのが折り紙の持つ力なのかな、とか思いをはせました。

 

物販では変わり種の折り紙もいろいろ売っていて私は「暗闇で光る折り紙」を買いました。折り鶴の背中部分が世界の国旗になるデザインの折り紙もあったりして面白いなと思いました。

 

一つ路地を入ったところで少しわかりづらいところにありますが、興味を持った方はいってみてください!

 

浅草・人生初の雷門

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これまでの人生あまり浅草に来たことはなかったのですがついに来れました!

 

想像していた以上にカップルばかりで驚きました。

東京育ちの友人に聞いてみたところ、今は外国人が少ないからそう見えたんだろうとのことでした。

特に最近は風車の映えスポットも人気で、和装をしてデートに訪れる人が多いのでしょう。

 

平日の昼間にも関わらず「朝の新宿駅」くらい人がいて、休日だったらどうなるんだ…と想像するのも怖くなりました^^;

出店を流し見しつつ浅草寺にたどり着き、お参りして帰りました。

 

浅草寺のわきの道から上野方面へ向かっていると、浅草東洋館を発見!

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偶然の出会いに感動!見たいところでしたが、あと1,2組で終了ということなので止めておきました…

この日はあのおぼんこぼんも出演していたようです。

 

まとめ・下町を満喫

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京都のような古都もいいですが、「江戸」感満載の下町エリアも相当歩きごたえがありました。

こんなに近くでスカイツリーを見たのも初めてでしたし、初めて尽くしのいい散歩になりました。

 

こんな感じで興味ある街にはどんどん行ってみようかと思いました!

いい運動にもなりますので皆さんも徘徊しましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。☆や読者になる・コメントをぜひお願いいたします<(_ _)>

樹木葬が拡がるための3つの「課題」

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どうも!筆者の村瀬です。

 

今回も最近私が関心を持っている樹木葬について書きたいと思います。

 

これまでにも何回か書いてきましたが、樹木葬というのは今の日本社会が抱えるいくつかの問題を解決する有効な埋葬方法だと私は考えています。

ただ、今の現状においてなかなか樹木葬が普及できない事情もいくつか見えてきました。今回はそのことについてです。

そもそも土地取得が難しい

私が先日お伺いした里山再生型の樹木葬森の墓苑」さんは千葉県長南町というところでお墓の運営をされています。

この場所はもともと土砂採掘によって緑が失われていた土地で、

日本生態系協会という財団法人が土地を購入し樹木葬の取り組みを通じてその森林を再生させようとしているということは以前の記事にも書きました。

 

スタッフの白井さんのお話によると、元々は箱根や那須といった知名度の高い土地も候補に挙がっていたそうなのですが、

樹木葬といえど「墓地」であるという理由で受け入れてもらえないことも多かったそうです。

 

一方で千葉県の長南町はお米の生産が盛んで自然保護への理解が厚い地域だったうえに、

協会と地域住民の交流もあったため日本唯一の形の樹木葬がここでスタートできたということです。

 

墓地というのは人が生まれて死ぬ限り必要なものであるにもかかわらず、どうにもそのことについて考えることを人々は嫌います。

樹木葬の土地取得に関しても、家の隣に「緑豊かなショッピングモール」はOKでも

緑豊かなお墓」はNGになってしまうのが人の本音というものです。

 

新しい形のお墓を普及させる上では、新たな土地取得にあたっての地域住民の理解というのが1つの壁になっていることが見えてきました。

 

公益財団法人のジレンマ

まず初めにお墓事業を行うことができるのは基本的に市町村など自治宗教法人公益法人に限られているそうです。

私が訪れた「森の墓苑」さんは3つ目の公益法人が運営するお墓ということになります。

 

おそらく一般企業がうかつに参入して倒産した場合とんでもないトラブルになりかねないので、

長期間・非営利的に・安定してお墓を運営できるこれらの団体に限定されているんだと思います。

 

長期にわたり行う事業でありながら、営利的な活動ではあってはいけない

ここに私はジレンマを感じました。

 

例えば公益財団法人である「森の墓苑」さんでは人とペットの埋葬はできるけれど「ペットのみ」の埋葬はできません。

これはペット葬が「収益事業」にあたり、公益財団法人では「収益事業」を主にした活動は許可されていないからなのです。

(公益財団法人のすべての収益事業が認められないわけではありませんが、協会の運営方針として収益事業を行わないこととしているのでペットだけのお墓は設置していないということです。)

 

また公益財団法人は収益を得ることを目的とした団体ではないので、収益を得ても次の年度や別の活動へ繰越すことになっています。

一般企業のように資本を集めて宣伝広告費に投資しリターンを株主に還元するというようなダイナミックな動きはできにくいのだといいます。

 

高齢化による土地利用の問題や家族構成の多様化など、

お墓というのは今や経済活動とも深い関係性の中にあるにもかかわらず

その特性と法律ゆえに大きな変化を起こしづらい市場であることが分かりました。

 

特に公益財団法人は宗教や国籍を問わない近未来型のお墓運営ができるという魅力的な事業を行える一方で、

公益財団法人だからこその制限も課せられてしまっているというジレンマにあるなと感じました。

 

知名度の課題

今この記事を読む前に樹木葬のことを知っていた方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。

 

日本における樹木葬のスタートは1999年の岩手県知勝院さんでした。ここも森林づくりをしながら埋葬も行うという形でした。

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この時知勝院のご住職は「樹木葬」というものを世に広めることを優先し商標などを取って独占することはしませんでした。

結果として全国に樹木葬と呼ばれるものは普及しましたが、

明確な「樹木葬」の定義がなかったことで様々な形のものが生まれてしまい「樹木葬」の輪郭をぼやけてしまったのも事実です。

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樹木葬と検索すると上の画像のような写真が出ますが「樹木」葬というには木が乏しいなという印象を受けてしまいます。

 

知勝院さんや森の墓苑さんのような形よりも、墓石の代わりにシンボルツリーを植える形の方が圧倒的に多いためそちらの方がスタンダードになってしまっています。

森林再生型は森の墓苑さんが唯一無二というくらいレアな形態なので、

なかなか一般の方への知名度が広がりにくいです。

 

担い手が限定的で土地取得も簡単でないとなると新規参入もどうなのかな?という感じなので今後樹木葬をどのように広めていくかは難しい課題です。

 

まとめ

実際にお話を伺っていてこんな風な課題があるなと感じました。

変化の大きい現代でお墓の形だけ変化をしないわけにはいかないと思います。

 

土地利用や新規参入の規制緩和も含めて、これからの時代にあったお墓選びができる世の中になったらいいなと思うんですけどね。。

でも緩和しすぎて業者が乱立し人々が安心してお墓づくりをできなくなってしまっても良くないので、なんにせよ十分な議論が必要です。

これからもいろいろ調べを進めて情報発信ができたらと思うので読者になるをぜひお願いしますね(笑)

 

では。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。☆や読者になる、コメントをぜひお願いいたします<(_ _)>

 

卒業までにやること

 

どうも!ウォシュレットヴァージン系大学生の村瀬です。

 

2022年皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は大学4年の最後の3か月ということで、このブログでも抱負を書きました。

今回はその振り返りと卒業までの目標も書いていきます!

 

今月初めに書いた「今月の目標」はこんな感じ。

  • 樹木葬見学
  • タイピングA+
  • 株口座開設

結果から言えば全部達成しました!(👏パチパチ

 

樹木葬見学はたびたびブログでも書きましたが

千葉県にある「森の墓苑」さんにお邪魔しました。

 

実際に見に行ってお話を聞けたのはとてもいい経験でした。

ネットや自分で調べた内容とは違った、生きた情報を得るにはやはり人に会うのが一番だなと実感しました。

もっといろいろな人に会ってみたいなという気持ちもありますが、何から始めればいいのかわからず二の足を踏んでいる現状ではあります。。

そういった経験などある方いましたら是非コメントください<(_ _)>

 

タイピングA+はコツコツ頑張りました💪

これは何かというとe-typing (https://www.e-typing.ne.jp/roma/variety/business.asp

)

というサイトでのタイピングの段位のことで、ビジネスで使うのに支障のないレベルがA+なようで今月頭から毎日取り組んでいました。

YouTubeで練習用の例文を拾ってきて打ち込む日々。。

3週間程度の練習でブラインドタッチをそれなりにできるようになりました^^

 

3つ目の株口座開設も先週あたりに口座の承認が下りたため、初投資を経験しました!

Excelで投資指標をまとめ、これ!という銘柄を選びました。

デイトレードというよりは長期投資でちびちびやっていこうと思っているのでその1歩目が踏み出せたのは大きいです。

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月末へ逆算して何とかすべてやれたのは良かったなと思います。

 

先日講演を聞いたファミリーマート副会長の澤田さん(上智の大先輩)が、

自分に約束を課してそれを守る、その積み重ねで自信がついて新しいことにも挑戦できるんだ

とおっしゃっていました。

 

ユニクロやファミマで事業改革を担ってきた方だけあって説得力が違うなあと聞いていたのですが、

今回のブログの題名にしている通り「自分の目標」を「やると決めたこと」と言い換えて掲げることは大事なことなんじゃないかなと思いました。

 

目標を達成できない人は目標を「やれたらいいな」くらいで思っていることも多いかと思いますが、

〇〇までにやること」と自分への約束事として課すことによって今度は戦略が生まれてきます。

それを着実にこなしていくことである程度までの目標はこなせるんじゃないかというのが私の考えです。

 

と少々熱くなってしまいましたが、卒業までにやろうとしていることについても書こうと思います!

  • 語り部バス
  • 釣り(陸釣り?)
  • 行きたい街コンプリート

とこんな感じです。

 

語り部バスは先日録画したまま見ていなかったNHKクローズアップ現代」を見ていて知りました。

宮城県三陸語り部さんがバスガイドとなって案内してくれるというサービスです。

実は南三陸にはすでに1回行ったことがあるのですが、「語り部バス」という取り組みが面白いなと思って行こうと考えました。

 

今回は珍しく友人も誘いました。

樹木葬を見にいった経験から、自分が興味を持ったことを周りの人にも共有して輪を広げていくことにも意味があると思ったからです。

その友人のスケジュールにもよりますが卒業までには行きたいです。

 

釣りは単純に興味です(笑)

もう大学生活も終わりなので勉強というよりは遊びの幅を広げたいという気持ちからやってみたいと思いました。

同じ理由でパチンコも今度友人に教わる予定です^^

ほかにもいろいろ挑戦して遊びのプロになりたい!

 

行きたい街コンプリートもやりたいです。

今のところ

所沢両国自由が丘麻布

などが候補に挙がっています。

彼女がいればデートで行けるんでしょうが残念ながら存在しませんので

一人で「ムラ散歩」形式でいきたいと思います^^;

 

こんな感じで残りの2か月過ごしていきたい!

今回の目標は遊びメインですが遊びも全力で!

コロナで人に会いにくい世の中でもありますので1人で出来ることはせめて全部やりつくしたいと思います!

 

皆さんも体調に気を付けつつ、ハリのある日々を過ごしていきましょー!

では。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。☆や読者になる、コメントをぜひお願いいたします<(_ _)>

「好き」と「推し」

 

どうも!独身貴族大学生の村瀬です。

 

今日ヤフーニュースを見ていたら面白い記事を読みました。

 

表題は『現役女子大生が語る、高校生も働ける”コンカフェ”のリアル』というもので、

近年の若者文化の構造と若い女性がコンカフェや風俗業界に導かれていく現実が

本の著者へのインタビュー形式で明らかにされています。

 

この記事の中でも特に私が面白いと思ったのは「推し」文化を言語化した部分。

簡単に書き出すと

  • 「好き」と「推し」は違う
  • 「好き」は相手やものへの感情
  • 「推し」は「〇〇が好きな自分」というアイデンティティ
  • ガチ恋」よりは自分を遠くに置いている(推してるだけだからいいよね)

こういった特徴があるのだといいます。

 

私自身「推し」と呼べるものは特にないので、

近年「ファン」とはまた違ったニュアンスの「推し」という表現が広く使われ始めたことは不思議だなと思っていました。

ここ数年でいえば私は女優の森七菜ちゃんが好きでSNSをフォローしたり番組をチェックしたりしていましたが、

あくまで「応援」であって世にいう「推し」と呼ばれるものではなさそうです。

 

何となくのイメージとして「推し」を掲げる人に対して

付け入る隙がないな」「独占的なニュアンスを感じるな

という印象を受けていました。

 

「好き」ではなく「推し」を持つ人はよく発信をする気がします。

自分の内なる感情というよりは自分とそのコンテンツとの距離感も1つのアイデンティティなのかもしれません。

自分なりの立ち位置を堅持するための情報発信なのかもしれませんが、そこまでの熱量がない受け手としてはたじろいでしまうことがあります。

 

そしてお金を使う。

使ったお金の量も1つのステータスで、インスタのストーリーで長く伸びたレシートの写真を載せているのを見ます。

 

そういう意味ではこれまで私が感じていた独占的なイメージは、

対象物への独占ではなく、個人のアイデンティティを守ろうとする気持ちからくるものだったのかなと思えてきました。

 

つまりコンテンツを追いかけ、お金をかけ、周りにアピールする行動は

「〇〇が好き」という自分のアイデンティティを守るためでもあったのだろうということです。

特にコロナで心に空白が空きやすい環境ではありますから、

そこに入り込んだのが近年の推し文化であったのだろうと思います。

 

「グッズは欠かさず買う専門」「アニメのこのキャラクター専門」「アイドルのSNS発信専門」など各々の推し活プレイヤーは自分だけの立ち位置を見つけコンテンツを守っていく。

何とも切実さを感じてしまいます。

 

記事の中で「推し」では基本的にきれいな部分しか見ないと書かれています。

「好き」や「恋愛」とは違って不都合な事実が出てきたときには「推し降りるわ」といって離れていく現象があるんだとか。

アイドルの結婚とかが分かりやすい例ですかね。

 

自分のアイデンティティの一部である「推し活」においては自分のブランディングに則さない事実が出てきたときには容赦なく離れていくという傾向が強いのだろうと思いました。

 

私個人の意見としては「推し活」はどんどんやっていいと思うのだけれど、無理をして疲弊してしまわないかが心配です。

ただでさえSNS社会・変化の大きい社会はストレスが大きいです。

「コンテンツを好き」という感情自体に満足できるならいいけれども、

そこに自分のアイデンティティをかぶせて役割を抱えてしまうことは何だか危なっかしく思えてしまうのです。

現に私が「推し」を持っていないのもその種の怖さがあるからだと感じます。

 

私としては「自分推し」を提唱したい。

自分がやりたいことや興味を持つことを全肯定してやってみるような、

そこを自分のアイデンティティとして持ってみるというものです。

周りの友達を見ると、推しには熱心だけれど自分のことになると「どうせ無理・・・」「これまで通りでいいよ・・・」と弱気になるので何ともやり切れません。

現代人の「推し活」への熱量を見ると、その矢印を自分に向けたとたんとんでもないバイタリティになるんじゃないかと思えてきます。

 

なので私は「推し活」の次のトレンドが「自分推し」になったらいいなとひそかに願っております。

参照した記事は下に貼っておきますのでこちらもぜひお読みください。↓

news.yahoo.co.jp

では。

最後までお読みいただきありがとうございました。☆や読者になるをぜひお願いいたします<(_ _)>

 

貧乏大学生の自炊用語「成立」について解説

 

どうも!筆者の村瀬です。

 

私は2年ほど前から一人暮らしをしていて、その頃から自炊を続けています。

といっても作るのは大したものではなく、

至上命題は「安・旨・多」!

 

たくさん食べたいとは思うもののエンゲル係数が高くなりすぎるのも空しいので1食300円を上限にいつも計算して買い出しをしております。

 

そんな私の自炊用語を今回はご紹介したいと思います。それは

「成立」

です。

 

もったいつけるものでもないので言ってしまうと、

意味は「安・旨・多の原則を維持して食卓を完成させること、またはその状態」のことです。

 

例文としては

「今日はパスタが家にあるからキャベツを買えばかろうじて成立か」

「この値段の牛豚合いびき肉では3日食べても成立しえない」

といった感じ。

 

いくら貧乏といえども3食欠かさず食べることは維持すべき尊厳であるとの哲学から、お金がないから1食抜くということはしません。

 

また上記の例にあるように例えばパスタ単体では「成立」とはなりません。

「安・旨」は実現できていますが

「多」にカテゴライズされている「栄養バランス」が著しく崩れてしまうのはだめです。

 

また、

「安」の基準は、買い出しの合計金額÷それで賄える食事回数  をして300円以内なら成立。

「旨」はおいしければOKです(笑)

 

というのが「成立」の概念です。

読んでくださっている方の中にはこんなにケチな人間はいないかもしれませんが、

自分の考えている予算内で妥協点のクオリティの食卓が用意できた時にはぜひとも使ってみてください!

 

「食は人生なり」

1日3度の食事をなおざりにして幸福な人生なし!

 

では!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。☆や読者になるをぜひお願いいたします<(_ _)>

 

見に行って分かった樹木葬(自然再生葬)のいいところ

どうも!筆者の村瀬です。

 

先日、日本でも珍しい「自然再生型」の樹木葬を運営している「森の墓苑」さんにお邪魔していろいろとお話を伺ってきました。

↓訪問記

muraseidobata.hatenablog.com

もともとはNHKの番組を見た際これからのお墓の形としての将来性を感じて興味を持ったのですが、

実際に見学をしてわかったいいところもありましたので共有したいと思います。

 

樹木葬を知っていた人だけでなく若い人などにもぜひ知ってほしい内容ですので、最後までお読みいただけたら嬉しいです!

自然再生型の樹木葬とは?

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森の墓苑HPより

まずどんなものかイメージつかない方が大半かと思いますので簡単に記したいと思います。

 

従来のお墓というのは、霊園の一角を買いそこに骨壺を埋め墓石を立てるのが主流です。

しかし近年はそれだけではなく樹木葬も普及してきています。

日本で多い樹木葬の形としては、

  • 1つに墓石を建てる代わりに木を植えて供養するもの。
  • 2つに公園のような土地に木(シンボルツリー)を植え、その周りに遺骨を埋めていくもの。

といった感じです。

このほかにも様々な形の樹木葬が存在しますが、

今回私が関心を持ったのが「自然再生型」の樹木葬です。

 

埋葬の方法は土に遺骨を埋め、その傍に苗木を植えるというものです。

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自然再生型というのは言葉通り、樹木葬によって森林を再生させる取り組みを指します。

私が訪れた「森の墓苑」さんの場合、運営しているのは寺院ではなく公益財団法人・日本生態系協会という自然保護のプロ。

森づくりのノウハウを生かしながら、一度は緑が失われてしまった土地の再生を目指します。

 

「森の墓苑」のあった場所は以前は土砂採掘に使われていました。

本来であれば作業が終わったら自然をもとの形に戻さなければならないのですがそれが成されなかった土地でした。

そこで事情を知った日本生態系協会がこの土地で森林再生を目標にした樹木葬を始めたのです。

 

こうした形の樹木葬は日本でも唯一無二で、北海道や長崎から契約にいらっしゃる方もいるそうです。

樹木葬の魅力である「死後に生態系に還る」ことが真に実現できるのはこうした「自然再生型」だといえるかもしれません。

 

いいところ①森づくりに協力できる

近年はサステナビリティ(持続可能性)が何においても求められ、それはお墓に関しても言えると思います。

しかしながら従来の埋葬のやり方では自然環境や人の住環境を切り開いて墓地を作るしかありませんでした。

特に今は高齢化社会。さらなるお墓需要が予測されます。

 

地球温暖化など人間の活動が環境に与える悪影響が叫ばれる中、

死後くらいは地球環境をよくすることに貢献したい。

こうした価値観が普及する可能性は十分にあり得ます。

 

そうした時に現段階で最も適した埋葬の方法がこの「自然再生葬」だと思います。

自然再生葬であれば墓地を作るために環境を破壊することもないですし

まさに持続可能です。

 

実際森の墓苑さんでは森づくりに共感して契約に来られる方も多いと聞きました。

 

いいところ②無宗教

これは人にもよりますが、私のように宗教に無関心な人にとっては大きいと思います。

 

寺院が運営するお墓に入るとその寺院のお坊さんなどと付き合いが発生する場合があります。

そうでなくても毎年の管理費や寄付など、金銭的な負担が発生することも多いです。

 

自分は○○宗だ!と自負のある方ならいいですが、特に若い世代の宗教への関心が薄い人々にとっては煩わしく感じるかもしれません。

 

その点こうした財団法人が運営するお墓であれば無宗教であるために宗教的な付き合いは必要ないし、後述しますがペットと同じところに眠ることもできます。

 

今の時代は子供のいない家庭や未婚、一人っ子の家庭も多いですから

死後に残った人たちに苦労を掛けたくないという意味でも自然再生葬は選ばれつつあります。

 

いいところ③ペットと入れる

森の墓苑さんに契約に来る半数はペットを飼っている方だそうです。

 

一般的な霊園の場合、ペットが入れないところはまだまだ多いです。

そのためどうしてもペットをお墓に入れたい人はお墓を買い直すか、ペット霊園と新たに契約するほかない現状があります。

昔であれば一軒家も多かったので庭に埋めることもできたかもしれませんが、

近年はマンション住まいの方も多くそうはいかなくなってきました。

 

ペットのためだけに墓を移したりペット霊園を探したりするのは手間も時間もかかります。

なので理想を言えば

自分もペットも同じところに入れるお墓を見つけたい!

というニーズは当然出てきます。

 

その点自然再生葬なら無宗教であるために動物も埋葬でき、値段に関しても一般的な墓石のお墓より低く抑えられます。

↓以前書いた記事

muraseidobata.hatenablog.com

いいところ④祈る対象がある

お墓というのは残された人々にとっての心の拠りどころでもあります。

私は実家に帰った時には毎回祖父の入っているお墓に行きます。

故人に会いに行く場所があるというのは残された人の支えになると思います。

 

樹木葬と趣向は似ているのか、近年は自然葬を行う人も増えました。

自然葬というのは海への散骨が有名ですが、自然の中に遺骨を撒いて自然に回帰するものです。

 

この自然葬と比較してもっとも異なる点は祈る対象物が存在していることです。

どこに行けば故人に会えるというのがはっきりしていながら、自然への回帰という希望も果たせます。

自然葬を検討している方はぜひ自然再生型の樹木葬とも比較してみてほしいと思います。

 

まとめ:お墓参りに行くのが楽しみになるお墓

森の墓苑さんに伺って感じたのは、ただのお墓ではなく生き物たちが集まってくるような環境を作ろうとしているなということです。

実際(私が訪れた日は雨天であまり見られませんでしたが・・・)フクロウやサシバという鷹の仲間、イノシシやカエルなど様々な種類の動物たちが生息しているそうです。

 

また森の墓苑さんで行われているイベントの写真を見て、目から鱗が落ちた思いがしました。

人々がこんなに楽しそうに集えるお墓があるとは考えたこともなかったからです。

私が幼いときはお墓参りは退屈だとしか感じたことがありませんでした。

でももしこんなに自然に触れ合える環境だったら、お墓は行くのが楽しみになる場所に変わるだろうなと思いました。

 

楽しめるのは子供だけではありません。こちらの墓苑では7割が生前契約。

これは自然再生型の樹木葬であれば自分のお墓の木が育っていく様を生きているうちに見ることができるからだそうです。

これは墓石のお墓ではどうにもならない魅力ですよね。

www.morinoboen.org

こんな感じで、実際に森の墓苑さんに行ってみて令和時代のお墓の形を見た気がしました。

しかしこの形の樹木葬が日本全国に広がっていないのはそれなりの課題があるからで、、それに関しては次回の記事に書こうと思っています。

 

なんにせよ少しでも興味を持った方はぜひ調べてみてほしいと思います!

私もまだ大学生の若者ですが、人はいつか死にますのでお墓の問題は他人事ではありません。

 

より良い形の社会を作っていきたいものですね。

では。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。☆や読者になるをぜひお願いいたします<(_ _)>

 

いち上智大学生が大学受験に思うこと

 

どうも!筆者の村瀬です。

 

今日明日で大学入試に用いられる共通テストが日本各地で行われているそうです。

私もちょうど4年前に受けましたね~

 

私が受けた年は英語のリスニングがやたらと難しくて試験中絶望した記憶があります^^;

全力で勉強してきたなら、自分が難しいと感じたところは周りもできてないはずだ!

と気持ちを強く持って最後まで頑張ってほしいものです💪

運ゲー、メンタルゲーの側面は大きいですからね。

 

もう大学も卒業という折ですが、だからこそ当時を振り返りつつ

今の大学受験の形について思うことを書いていきたいと思います。

 

まず当時の勉強を思い返すと「よくやってたな~」と尊敬の念すら感じてしまいます。

私は地域の進学校という感じの高校に通っていて、

部活を引退した3年次の6月くらいから受験勉強に本腰を入れていきました。

そのころに塾にも入りました。

 

勉強時間を記録するアプリもフル稼働。

塾の教材を学校でひけらかしたり口を開けば大手塾の内輪ネタしか話さない連中を寒い目で見ていた私は

学校の先生にも協力してもらいながら地に足付けた勉強をしていました。

 

国立文系大学志望だったので7教科900点満点のフルコースをセンター試験では受けました。

結局センターは得点率88%くらいだったか、国立には落ちました^^;

運よく上智大学に合格でき今に至るということです。

 

振り返った時に思うのは「あの頃はよう頑張ってたな」というのと、同時に「あれは何だったんだろう」ということです。

 

あのころ勉強したことの3割も頭に残っていないという知識面での「何だったんだろう」ももちろんありますが、

あれは本当に自分の意思に沿った努力だったのか」ということも感じてしまうのです。

 

進学校だったこともあり先生たちも受験に対して最大限バックアップしてくれました。

進路先の9割以上が大学進学というくらい高校3年の時は大学受験モードの学校でした。

月に1回くらい模試振り返りの年次集会が開かれ、

「去年より偏差値平均が低い!」「この教科の平均点はいい感じだ!」

など勉強モチベを高める発信が絶えず行われていたのを覚えています。

 

同じような立ち位置の進学校であれば

似た境遇で3年次を過ごしたんじゃないかと思います。

 

もちろん今の日本はなんだかんだ言って学歴社会だし、

みんなの目指すような大学に行くための支援をしてくれたことにはとても感謝しています。

しかし、大学進学のためのここまでの「努力」が本当に必要だったのかについては疑問を持ってしまいます。

 

私は高校卒業後の塾アルバイトで大学受験の内情を近くで見ていました。

高校生の時から何かの夢や目標を持って特定の大学や学部を目指していた子もいましたが、

一方で「MARCH」や「日東駒専」という大学群の中で、学部を問わず片っ端から受けていく姿もやはり多く見ました。

 

私自身も高校時代に夢なんてなかったし「今の高校生は~」なんてことを言おうとは露ほども思っておらず

むしろこれは受験業界・大学業界全体の問題だと思います。

 

昨年私は就活を経験し、(自分を含めてですが)多くの学生が自分の行きたい業界はどこなのか・やりたいことは何なのかの選択に苦労している姿を見てきました。

そうした学生が行き着くのは何かというと大企業(やその子会社)であり、

就職偏差値の高い企業たちなのです。

 

就活に関してこれという正解を出すことは誰にもできませんが、

高学歴の学生たちが就職にあたっても社会的評価におびえるさまを見ていると、

これは大学受験で経験した偏差値教育の弊害と言わざるを得ない気がしてしまうのです。

 

就活においては企業の説明会に参加し

自分のやりたいこととその企業で出来ることがマッチしているのかを吟味します。

一方で大学受験にはそういった機会が十分にあるでしょうか。

 

高校や塾での自分自身の経験、後輩たちを傍で見ていた経験からすると、

大学受験では一度も赴いたことのない大学・HPすらも見たことのない大学に出願するケースも多いようです。(多くは滑り止め)

 

大学としてそれは負けではないでしょうか。

いや受験料が入るという意味では勝ちなんでしょうが、

他大学との差別化点・大学の特色で選ばれているわけではないというのは負けだと思うのです。

そしてそんなあやふやな価値のものに死ぬほどの努力を受験生たちにさせるのはどうなんだろう、とも。

 

これからの社会は高度経済成長期ではないので

ソルジャーではなく、個性を持って新しいことに挑戦できる人材を

育てるべき段階にあると私は思います。

 

もしそうした人材を作ろうとするのであれば、

大学へ行く目的があいまいなまま受験業界が作ったレールの上で

高校生をひたすら走らせる今のやり方が本当に正しいのでしょうか。

 

偏差値というのは競争に促しやすく受験業界としても便利な指標なんでしょうが、

願わくば撤廃してほしいと思っています。

それよりも高校生が好きなものに全力で打ち込み、それによって「落ちこぼれ」などという評価をされず、

大学・専門・就職を問わず自由な進路選択ができる環境が整うべきです。

高校以上であれば学校に行かない選択肢があってもいいのではとすら考えます。

 

高校側は視野を広げて生徒たちに情報を伝え、

大学進学実績だけでなく進路指導の定性的な満足度をアピールしていく。

 

大学側もあくまで学ぶことのできる内容・教育の質・学習支援に関する発信を強化して「選ばれる大学」になる。

これでは大量生産大量消費ができなくなった受験塾業界だけ一人負けしますが、

そうなればまた新しい市場が生まれるので問題ないでしょう。

 

共通テスト当日に受験戦争へ水を差すような記事を書いてしまいましたが、

これは現役大学生が感じる将来への危惧の表れです。

市場と利権が大きすぎるがあまり、大きな変化は難しいのかもしれませんが

産業が変わるには教育が変わらないといけないということで、

今の状況に疑問を持つ人が増えてほしいという想い。。

 

なんにせよ今のルールの中で全力で戦っている受験生の方々は称賛に値します。

自分の持っている力すべてを出して、後悔のない春を迎えてください!

 

では。

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